ジャニオタ、ほぼ日手帳を始めた #ジャニオタと手帳

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突然だが私は文房具が好きだ。

元々はマスキングテープを中心にシールの収集から始まり、以前ブログでも書いたがインクを作ってからはインクも集め始めた。

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そしてインクをもっと楽しみたいとガラスペンを購入してしまい、なんだかんだ毎回文具女子博に顔を出している。

元々人生ずっと何かのオタクをしている私はたぶん異様に収集癖があるのだと思う。漫画、ゲームもそうだし、ジャニショの写真も更新されたら自担は必ず買っている。こないだ数えたら家にある自分所持のアクリルスタンドは90体を越えていた。そんな私だから何となく好きだなあくらいでも文房具は手軽に買える分、集めている、という感覚がないままに増えていったのだと思う。

 

しかし悩みがひとつあった。――使い道がない。

 

社会人になり、ノートをとることも手紙を出すことも減った今、あまりに使い道がないのだ。自担であるTravisJapan七五三掛くんは確か雑誌で「家に文房具はボールペン一本しかない」と言っていたが、それくらい顕著に必要ない人がいるくらいなのだ。

実はこの悩み結構前から思っていて、毎年手帳を購入してはいるけど、なんかこう急に荷物を減らしたいとかっていうときにないがしろにしたり、忘れてスマホにメモをとったらそっちが主になったりと1年続いたことはなかった。

そんな折、仲のいいフォロワーがTravisJapanのことを書くほぼ日手帳を始め、インスタグラムに投稿していた。ほぼ日手帳は文房具好きだし手帳を書いたことがある身として興味はあったが、先述のとおり手帳が続かない人間には純粋に『憧れ』だった。だから彼女が投稿する写真を見てはいいなー楽しそうだなーとただただ憧れていた。だからだろうか、今年に入って続かないくせに何となく毎年買ってるから今年の手帳はどうしようかなーと悩んでいたとき『ほぼ日手帳』というのが脳裏に浮かんだ。でもいやいや私には無理だろうと思いそれをそのまま「挑戦してみたいけど続かなそうだから悩む」みたいなことをツイートしたら、ほぼ日を始めたフォロワーがリプライをくれた。

「ひとまず買ってみること」

「コツは余白を恐れないこと。書けなきゃ書けないで諦めること」

そう言われて、その日私は会社帰りにLoftでほぼ日手帳を見ていた。年が明けて数日たっていたからか、30%オフになっていて、何となくそれに運命を感じた。ああでもないこうでもないと悩んだ末、紺色のカバーの手帳を手に取っていた。買ったのはほぼ日手帳のオリジナル。

 

ほぼ日手帳 2021 手帳本体 オリジナル(1月はじまり)[月曜はじまり]
 

 

安くなっていても3500円した。買った日よりも前の日は、その日に書いて埋めた。

 

 

まあこういうのは1か月くらい続かないと続いたとは言えない。でも何を隠そう今日で1か月。なんと続いている。

たまに貯めたりする日もあるが、一日もページをあけることなく31ページを書ききった。この私が。しかも無理してじゃない。楽しく、だ。基本的にはTravisJapanのことを書いていて、たまにプライベートで散歩したことや映画の感想など日常も記録している。文房具が好きだから書く、という作業はやはり楽しくおもう。

でも続ける、ことに関しては、買った初日ち書いたうちの1ページがよかったのかもしれない。何かあった日は遡って書いたがどうしても何も無い日があった。

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これがそうだ。見てのとおりアドバイスを反映してめちゃくちゃ余白を恐れていない。その上文字もかすれて汚い。なんなら字も汚い。(最悪)だからこのページを生み出した以上、これよりマシならいいや、という自分の中でルールができた。ハードルが元々低いので上手く書けなかった日もこのページを見ては「ま、いっか」となれる。私の中だけの無理しない気張らない基準、だ。

 

ほぼ日手帳を初めて見て、感じた利点がいくつかある。

・文房具以外にも、物の使い道ができた。

実は無料で手に入れたinspic(スマートフォンの写真をシール付の写真用紙に印刷する機会)など文房具以外にも買ったはいいが使ってないものがたくさんあった。ほぼ日手帳はそれらを生かすことができた。一番使い道ができたな、と思ったのはプリンター。3年くらい前に年賀状を印刷するために買ったのだけど、それから半年に一回出番があるかないかという状態だった。それが毎日印刷に使うようになり、その結果スマホからプリントやスキャンできることも今年知ったし、以前は半年に一回起動するたびにインク交換を求められていたのが、今月頭に交換したキリ何も言わないのでプリンターは定期的に使わないとだめだな、ということを知れた。元々トラジャにハマってから雑誌は解体していたのでいくらでもスキャンしてスマホに入れられるの、めちゃくちゃ便利。

 

・感情が残る。

スマートフォンにスケジュールをいれていくだけで、いつどんな仕事を彼らがしていたのかは見返せる。でも自分が何を考えたのか、何を感じたかはそこに残っていかない。それをこういうブログに残せばいいのだろうが、『誰かに見られる』を考えたら何かに包んだ本音しか書けない。その点私しか見ない以上何を書いてもいいしどんなに雑でもいい、というのはかなりすっきりするしあとで見返したときに楽しい。字の雑さからでもその時めちゃくちゃ書き込みたかったんだな、というのがわかったりするのは発見だった。

 

・部屋がきれいになった。

これは私だけかもしれない。先述の通り収集癖がすごいので私の部屋は、オブラートに包むとめちゃくちゃに余白がなかった。でも手帳書けるようにデスクがないなら押入れをデスクにしたいな、とか、毎日書くから物がどこにあるかわかるようにしたいな、とか思って整理していくうちに、物に住所が決まり、部屋自体がめちゃくちゃ綺麗になった。汚すぎてビフォーを撮ってなかったのが悔やまれる。

 

 

他にも、まだブログにまとめてないから利点と言えるかはわからないが、番組の感想を長々書き留めてるのもあるので、いずれブログのネタ帳、にもなる気がする。

 

まだ始めたばっかのやつが何を言う、と思うかもしれないがほぼ日で使ってみてよかったなあと思ったものがいくつか紹介したい。

□マスキングテープ

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元々これを消費したい、というのもあったけどやっぱりマスキングテープは貼りやすくて画面が華やかになるのでいい。

私は高橋ゆうぴの「無地に金が払えない」論に共感できる程度には服もマステもガラがあるものが好きなのだけど、案外シンプルなのがあるの便利だな!と気づいた。

個人的に今のお気に入りはこの3本

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・mt-マットブラック

主に手帳の見出しに使用。これを使うだけで一気に見やすい手帳になった気がする。

・mt₋金のやつ

いつだかのクリスマスに買った気がするしなんなら限定かどうかも覚えていないんだけど、シンプルかつあると華やかになるので便利。

・ROUNDTOPのマステ

これこそ新宿の文具屋で一目ぼれして買ったやつ。ただROUNDTOPさんはいろんなクリエイターさんの取り扱いをしてるので、まだこれが買えるのか定かではない。ただこれが青、緑、赤、黄色が入っていて、画面をちょっと派手にしたいときに使うと一気に派手になる。柄よりこういうニュアンスのやつのほうが使いやすいと気づけた。

 

□ペン

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・juiceup 0.4 

 

 

仕事でもプライベートでもジェットストリーム愛好家だったのだけど、手帳にするには黒が薄く、ペンをいろいろと試した末にこれが黒の濃さ、渇く速さ、細さ、どれをとってもベストだった。会社用のペンもこれにしたい。おすすめ

 

・Signo 白

先ほどの黒マステ用。絵を描くのに使ってたけど最近絵をアナログで描いていないので放置してた。はっきりでるのでお気に入り。

 

□その他

無印良品のメガネ・小物アクリルケース

 

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マスキングテープが好きだ、とは言っていたが実は今まで一つの箱にとにかく突っ込むという最悪の収納方法をしていたので、今回導入した。使いたいやつが一目でわかるし、一番上をスタメンにしているので引き出しこれだけ出してくることも可能。めちゃくちゃ便利。クリアなので眺めてると癒されるし。今のところ買ってよかった大賞。

 

とこの時点で3000字近くになってしまった。果たしてここまで楽しく読んでくださる方はいるのだろうか…。まだマンスリーや無地のページなど使いこなせてないところもたくさんある、でもとにかく続けたよ!と続けるぞ!を言いたくてここにしたためた次第だ。

この1年の目標のひとつは「ほぼ日手帳を楽しく続けること」。それに合わせて部屋がきれいにできたり、ブログの更新も増やせたらいいな~なんて思っている。(後者の毎年言ってない?)

それでは最後に、本年もよろしくお願いします。