#ジャニオタと文具―オリジナルノートとインク作ってきた

あの人の字は汚い。

だから好き。

 

ジャニーズの文字のことかな?そう思わせるキャッチフレーズがサイトのTOP画面に見える。これは東京都・蔵前に店舗があるお店――カキモリさんのHPだ。

ここは文房具のセレクトショップで、ちょっと珍しい万年筆やノートが置いてあるのとそれに加えてオリジナルのノートとインク(要予約)が作れるお店だ。

Loftに行くとずっと文房具を見ている、実はマスキングテープと便箋を集めるのが趣味な私が、そこに誘われていかないわけがなかった。が、一度目は私の不手際でインクづくりはできず、ノートだけを作って帰ってきた。まあそれでも十分楽しかったのだが、やっぱりインクが作りたい!と思い続けて1か月ようやく先日リベンジでインクも作ることができたのでレポしたいと思う。

 

□カキモリとは

上でも書いたが東京都・台東区にある文房具のセレクトショップ。オリジナルからちょっと変わったものまでいろんな文房具の取り扱いがある。その中でメインはオリジナルノートのオーダー、隣接するinkstand by kakimoriでのオリジナルの万年筆インク作り体験。とにかくHPを見てくれるとわかると思うのだが文房具が好きな人間にはたまらないお店だ。

 

□インク作り

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14色のインクから3色(うすめ液を入れると4色)を好きな分量で組み合わせて世界にひとつだけの自分のインクを作っていく。これが1滴ずつ入れていくのだが、1滴だけで色が大分変わるから面白い。特に緑は1滴入れるだけで青を緑にしてしまうからずっと「えっ……大倉君強すぎない?」と言いながら調合していた。オタク楽しい。

時間は45分と長いように思うのだがこれが全然足りない。微妙な色のニュアンスを楽しみながらやっているとすぐ残り5分になってしまうのだ。

私は根っからのオタクなので自担カラー(青)をベースに緑をちょっと混ぜて1色、さらにここのオレンジのインクが可愛くてどーーーーーしてもオレンジベースで1色作りたかったので2色作った。ちなみに1瓶2500円。

でもめっちゃ可愛いのと満足度は高い。f:id:zawawa755:20171017220254j:image

これに希望をするとインクを使って使えるペンを3種類の中から購入することができる。万年筆のインクをボールペンとして使うことができる『kakimoriオリジナルローラーボールペン』、本来の用途である『万年筆』3000円くらい、さらに見てるだけでほしくなるインクの試し書きでも使った『ガラスペン』16000円くらいである。私はお財布と相談したのと使いやすさから両方ボールペンにした。

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でもこのボールペンやっぱりカキモリさんオリジナルということもあるすごいデザインがかわいい。中のインクが透けて見えるのがなんとも言えない可愛さがある。書き味は書くだけで濃淡が出るのがインクっぽくてさらに面白い。

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要予約なので飛び込みとかはできないのだが色いう概念が人よりも強いジャニオタの皆さんには本当おススメしたい。ちなみに私は青い方のインクに名前を付けるなら絶対アイライロ

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オタクらしく並べて写真もとれるよ!

 

□オーダーノート

これは予約なしでも大丈夫。表紙・裏表紙・中の紙(2~4種類)・留め具・リングetcとにかく自分の好きなノートが作れる。サイズはB5とB6。これがまたどれも種類が多いので悩む。でも悩むのがすごく楽しい。

特に中の紙は全部万年筆・鉛筆・ボールペンと様々なペンで試し書きができ、絵をかく人向きの画用紙や水彩紙、ほぼ日で有名なトモエリバーや選挙用紙で有名なユポ紙も選ぶことができる。その紙の中でも無地、罫線、点など選ぶことができる。これが4種類まで選べて、それとはまた別に色紙での仕切りや封筒、カレンダーなども選べる。そうわかると思うがこういうのってすごいオタク向き。

やっぱ自分だけのノートだから個性がすごくて、私は最初行ったときは落書き用のノートにしようと思って書き味が好きだった紙をとにかく詰め込んだし、一緒に行ったフォロワーさんは封筒、スケジュール、一番安い紙で入れれるだけメモ紙を入れて「僕の考える最強の現場用ノート」にしていた。

いうだけでもわからないと思うので作ったノートを紹介もとい自慢。

まず1冊目。

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中は書いてみて一番好きだったフールス紙オンリー。表紙は黒と星空っぽいのが安田君の主演舞台『俺節』っぽくて即決。夜空の一番星を感じたくてリングは金で書きやすいように上下留めにした。裏表紙は手触りが好きだったフェルト紙の青。

 

2冊目。

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中はスケブとしての書き心地がよさそうな水彩紙。

表紙は紺ですが青と言い張る。裏表紙は赤だと思ったらオレンジだった。

テーマは『オフ会の時にイラストを描いてもらうスケブ』だったのでまず一ページ目に封筒をいれた。

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これにもらったシールとかラミカをいれる体だ。色が青なのはもう……察してほしい。持ち歩くことを考えて角も強化。書き心地に影響がないのと可愛いので封緘留めにした。

そしてスケブを描いてもらうにあたって大事なものは何だか分かるだろうか?そう資料だ。資料がないと言って断られることはよくある。

そこで

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ジャーン

アルバムを入れて自担の写真をいれられるようにした。フォロワーさんがアルバム見て「章ちゃん入れられる!」と言ったのが天才だと思って採用させてもらった。

これ超しっかり自担の写真を持ち歩けるからめっちゃいい。ここだけでお気に入りポイントがギュインギュイン上がる。

 

どうだろう絵を描くと用途だけでもこんな感じで作れるのだ。楽しそうだと思わないか。いや楽しいんだけど。

 

インクもノートもちょっとお値段は張るけど自分だけのものというのはちょっと嬉しいし、自担カラーをいれると気分が上がる。見るたびに自分の子供を見るような、なんとも言えない気持ちになるのだ。

しかもインクもノートもインターネットで再注文可能なのも地方オタクにも優しい。

 

理想のノートやインクがないという皆さん、行ってみてはいかがだろうか。

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