トラジャ担、MCU観て

 もう言いたいことなんてタイトルのこれでつきてしまうのだけれど、これから長く長く文章をお許しいただきたい。

 

なんでこんなことをしたため始めたかと言うと、先日発売の『with7月号』にて宮近くんがTravisJapanの面々をMARVELキャラクターに例えていた。

かくいう私もMARVELというかMCUが好きだ。以前ブログにも書いたが、2年前に一気見しMCUにはどっぷりはまった口である。

zawawa755.hatenablog.com

なのでMCU、TravisJapanの両方のオタクとしてこの記事が嬉しく、楽しく拝読させていただいた。そしてこのキャラクターチョイスが、以前も別の雑誌で回答したときより個人的には精度が上がっていると感じた。圧倒的に解釈一致だった。この宮近くんのセンスのすごさを、MCUをよく知らない人にもお伝えせねばならない!!!と勝手に筆をとった次第だ。

あのね!!!!!宮近くんってすごいんだよ!!!!!!!!!!!!!!!

 

まず、本題に入る前に簡単に説明させていただくと、MARVEL、マーベルコミックとはアメリカの1漫画出版社である。ざっくり日本でいうとジャンプ、みたいなものと思ってもらっていい。作品の代表はアイアンマン、キャプテン・アメリカスパイダーマン、とタイトルくらいは聞いたことがるのではないだろうか。

その中で私が先ほどから出しているMCUとは「マーベル・シネマティック・ユニバース」の略であり、「MARVELコミックのヒーロー達の実写映画を同一世界線とした作品郡の総称」である。だから例えば『アメイジングスパイダーマン』とかの昔のスパイダーマンはMARVEL実写映画ではあるけどMCUではないし、『ヴェノム』『デッドプール』などは今までの作品はMCUではないが、今後MCU入りする、または可能性が高いという何とも複雑な立場にあったりする。

とりあえず今のところMARVELでも公式でMCUとリンクしていると言われてるもの以外はMCUではないの、と思ってもらっていい。なので私は原作のアメコミの方ではなくて、その映画郡『MCU』のオタクとカテゴライズしてもらいたい。多分宮近くんも過去雑誌を読む限りMCUとしてお話ししていると思われる。

 

さてここからが本題ではあるが、宮近君のキャラチョイスの親和性である。一人ずつざっくり私の目線であるが説明させていただきたい。宮近君の解説がのってないので。

 

七五三掛龍也⇒ロケット

個人的にかなり好きな例えその①

ロケットはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに登場する荒れくれ者のアライグマ。多分画像見てもらったら100人中1000人がああこれか荒れくれ者のアライグマってわかるくらいの荒れくれ者のアライグマ。もともとは人間だったけど度重なる実験の末に今の姿になってしまった。ロケットは気性は荒いし、手癖は悪いし、口も悪いけど、根がめちゃめちゃ大人で家族思いでいい男。だから可愛い外見だけど中身は結構男っぽかったり大人だったりするっていう点でしめちゃん=ロケットなのかな、と。とにかくビジュアルの可愛さはピカイチだし。(まあアライグマだし)

 

吉澤閑也⇒ソー

ソーはマイティ・ソーの主人公。アスガルドっていう神様の国の筋肉ムキムキの王子様で雷の神様。その経歴ゆえに元来の性格はかなり傲慢でけんかっ早いけど、裏表が全くなく純粋で優しいところもあって、色々あって追放されて地球で人間と暮らすことによって短所が減って丸くなっていく。ソーと閑也くんの共通点はまず強さ。ソーは力も強いし雷もあるしでめちゃめちゃ強い。閑也くんもTravisJapan屈指の力もち。そして中身の繊細さ。ソーは見た目のムキムキとは違ってかなりメンタルが繊細。優しさゆえに繊細で思慮深い閑也くんとはそういうとこも似てるのかなと。

 

ちなみに『アベンジャーズ/エンドゲーム』ではその繊細故にミッションを果たせないソーの代わりにロケットが発破かけながら奔走したりするので、閑也くんにいつも前向きな言葉をかけるしめちゃん、の図に似てるのかなとも思う。

 

中村海人⇒ロキ

ロキはソーの弟。まずこの時点でしずんちゅ兄弟なわけ。すごいね宮近君!ロキは悪戯の神で、狡猾でずる賢く、魔法を使って人をたぶらかしたりする、いわゆる悪役。アメリカで大量虐殺しちゃったりとかもしたけど、といっても憎めないのがロキというキャラクターで、実人気もかなり高い。ロキは生まれた事情とかでひねくれてアスガルドの王になるべく暗躍しているわけだけど、いろいろあってかりそめの姿で王様になれる。で、その結果アスガルドで何をしたかと言えば『ロキの金ぴかの像を立て、ロキがソーを救う美談を演劇にし、自分はそれを見ながらブドウを食う』だった。可愛くない!?そう、ずる賢いけどめちゃめちゃ可愛いだよ、ロキ。そんな人気が高くて悪戯好きの可愛い悪役、かなり中村さんぴったりじゃない!?

 

ちなみにロキはソーを何度も殺そうとするけどソーが丈夫で死なないっていうのも、閑也くんにラリアット食らわせたり殴ったりする中村さん、の図に似てる気がする。結局ここはしずんちゅなんよ。

 

松倉海斗⇒スパイダーマン

個人的にかなり好きな例えその②

スパイダーマン(ピーター・パーカー)は高校生のかなり若いヒーロー、それ故にかなりピュア。そのピュアさのせいで騙されたり、調子乗ったり、失敗したりしながら成長していくのがかなりエモいヒーロー。この時点でかなりまちゅだと思ったけど、さらにピーターくんはスパイダーマンの仮面を外したらただの奥手で目立たない好きな女の子も上手く誘えない男の子。いやこれは草食系人見知り男子を自任してるまちゅにぴったりすぎん?!いやキャスティングうますぎかて。でもスパイダーマンになればヒーローになれるのは、舞台に立つと何かが憑依したみたいにかっこいい松倉くんに近いと思う。

 

松田元太⇒ハルク

ハルクはバナー博士が致死量のガンマ線を浴びた結果、怒りや憎しみの感情で変身できるようになった緑色の肌を持つ巨人。バナー博士自身は穏やかで優しい人だけど、ハルクとは人格も別で、ハルクはどちらかというと野生動物とか赤ん坊のように本能で暴れまわるタイプ。『マイティ・ソーバトルロイヤル』だとちょっと言葉が喋れて意思疎通ができるだけど、それもやっぱり子供みたいでした。前に宮近くんが回答してた時は閑也くんがハルクで、それは何となく元の姿であるバナー博士に近いかなと思ってたけど、元太君は天真爛漫さ・無垢さ・大暴れ加減から「ハルク」として選ばれているのかなと。

 

川島如恵留ブラックパンサー

ブラックパンサーはワカンダというかなりのハイテクノロジーな技術にあふれる国の王様。王様故に人格者であり、品行方正を絵に書いたような人。その上主な武器は超人的な身体能力を持っているからだそのもの、なのでかなりアクロバットな動きで戦う。超優秀な妹が作ったハイテクスーツに身を包んで体一つで戦うのがブラックパンサー

そんなブラックパンサー川島如恵留全人類解釈一致じゃない??????????

宮近君前に回答したときと今回で唯一キャラが変わってないのがこの如恵留くん=ブラックパンサー。これだけは確固たる自信があるとお見受けする。

まあ川島如恵留さんだもんな……………。

 

宮近海斗キャプテン・アメリカ

キャプテン・アメリカは「正義」の心だけは誰よりもあった少年が、人体実験の末それを成しえる体も手に入れ、己の「正義」をただまっすぐに真摯に信じていくヒーロー。そのためなら自己犠牲すら厭わない。個人的に唯一「お~!!!」ってならなかったのがこれ。いや現代社会を生きる上で「正義とは何ぞや」を振りかざす機会ってないじゃん。でもキャプテン・アメリカは何より「正義の人」だから、そこが今を生きてる人と上手くかみ合わなかった。でも宮近君と通ずるところがあるとすれば「意志の強さ」かなと。何もできなかった時から自分の正義だけは曲げないキャプテン・アメリカと、信じた舞台に立ち続ける宮近君の意思の強さは似ていると思う。あとアイアンマンは最後までヒーローでい続けるけど、キャプテン・アメリカは最後ヒーローから人になる。そういう完璧超人に見えて人間みがあるとこも近いのかもしれない。

 

とまあ私の解釈が入りはしたが、宮近君のキャラチョイスのセンスの良さが少しでもわかっていただけただろうか。特にソーとロキとしずんちゅ、ソーとロケットとしめしずの親和性は拍手喝さいを送りたい。拍手送れないからアクスタ買った。宮近海斗くん天才!!!!!!!!!!!

 

さて、ここまで来てタイトルに戻るが、あのね、私は皆さんにMCUを見てほしいわけ。見た方が絶対宮近君の言ってるがわかるから。

でも宮近君も前に言っていたが『MCU見るなら全部見て』これに尽きる。たまにMARVEL見るならここ抑えればOKみたいなのもあるが、私から言わせてもらえればこの作品に近道などはない。全部見る、しかないのだ。ただ、これが映画だけで20本以上あるのもまた事実。このハードルがめちゃくちゃ高いのもわかる。

 

なので、最後に何本かその中でも「とっかかりやすい」ものを紹介しようと思う。面白いなと思ってもらうことが目的なのでMCUの本筋に絡んでるとかそういうのではない。20本以上見る上で、単品でも見やすい、MCUに触れやすそうなものを基準に選ばせていただいた。

 

 

 『アイアンマン』

兵器の会社の社長兼天才発明家である自他ともに認める傲慢セレブトニー・スタークが、あることをきっかけに自らヒーロー・アイアンマンになるまでのお話。記念すべき第一作。やっぱり一番最初というのもあるけど、ヒーローになるまでにこんなにボロボロになってる姿は他になく、MCUにおいてヒーローというものの重さが如実にわかる。エンドロール前の会見シーンが大好き。

 

 

 キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』

これも一人のか弱かった少年が正義の心それだけを信じてキャプテン・アメリカへとなるお話。ヒーローものって子供じみたファンタジーという偏見がありがちだけど、最後の何とも言えない悲しみと言い、かなり大人っぽい。

 

 

 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス』

宇宙のはぐれ者たちが集まり、仲間にそしてちぐはぐだけど家族になっていくお話。ガーディアンズは2まで見ても他作品との絡みがほとんどないのでかなり見やすくておススメ。音楽がオシャレで画面の色が綺麗で、下品だったりもするけど、めちゃめちゃ泣ける。

 

アントマン

元泥棒のお父さんが、愛する娘のためにめちゃめちゃ頑張る話。これも他のとそんなにリンクしてないので見やすいと思う。とにかく娘大好きなお父さんと、お父さん大好きな娘が鬼のように可愛いので見るとハッピーな気持ちになる。

 

ブラックパンサー

 MCU唯一のアカデミー賞ノミネート作品。ちょっとぼんやり冒頭とかがほか作品とリンクはしてはいるが、まあそこが飲み込めればこれまた見やすいと思う。あの何を言ってるんだろうと思うだろうがライオンキング好きなら好き。

 

とざっくりだけど5本紹介させていただいた。別にこのあげたやつからじゃなくてもあらすじ見て面白そうから見てもいい。この役者さん顔が好き!で見てもいい。私は結果としてかなりめちゃめちゃな順番で見たけどそれはそれで楽しかった。

 

とにかくMCU見てると宮近君が話してることがワンランク楽しく聞けるから、みんな、MCU見てくれよな~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!

って話。