風男塾ライブ2016~6MONKEYS~に参戦した

1月11日。 

ライブという状況では3年ぶり、インストアイベントからするとおおおよそ2年ぶりに彼らの元に足を運んだ。私が風男塾を知ってそれから離れる経緯はこちらの記事を読んでいただくとわかるだろう。

zawawa755.hatenablog.com

私がいかなくなったあとの彼らの活動はシングルが4枚、単発ライブ、イベント、全国ツアー、東名阪ツアーなどとにかくライブをしていたようだった。その間に脱退したメンバーは2人、新メンバーは1人。メンバーは変わったがライブを積み重ねてきた彼女らにどういった変化があるのかが少し楽しみなようで怖かった。

まずグッズが発表されたときに驚愕した。私が最後に行ったツアーだとTシャツだけでメンバーごと各1種+全員で9種類はあったのに今回は1種類、今ツアーのサイリウムは無しで去年のものが販売されていた。ガチャガチャなどもなくて、今回だけかもしれないが、その量の少なさに驚くしかなかった。デザインもTシャツは依然は普段に着てもパッと見ばれないようなものだったのだが今回はメンバーがサルのキグルミを着たイラストがちりばめられていて、かわいくはあるが22歳の年齢では着れないなあと今回は同じデザインのタオルだけ購入した。実際行ってみるとファンは圧倒的に若い女の子が増えていた。大体が小中高生の女の子であとはそれを連れてきたお母さんたちと2年前もよく見かけたいつもどおりの固定男性ファンといった感じ。若さにアウェイさを感じたが、その分見たことある顔には安心した。

 肝心のライブは整理番号10番台という過去最高にいい番号のおかげで前から二番目という近すぎるくらい近かった。やっぱり無欲なときにチケ運って発揮する模様。そしてその近さに喜ぶよりも最近の曲を頭に入れる時間がなかったのもあり、目の前の1列しか見本がいないって状況が怖く、2列目ででもはじの方にいることにした。

そしてライブは先に感想を言ってしまえば物すごく楽しかった。現メンバーの6人のうち私がおっかけていた頃からいるのは5人、新メンバーの来音くんがダンスが上手いというのは聞いていたが、その他の5人も格段にダンスが上手くなっていて、もう一曲目からやっぱかっこいいなと心を掴まれたようだった。さらに心配していたセトリも新しい曲より昔の曲の方が多く、そのために周りの若い子は困惑していたようだったが、私達にはそちらの方がありがたく無事ノることができた。そんな昔の曲の方に夢中にサイリウムを振る前列の私達が気になったのか、ありがたくもジャニーズ風に言えばファンサをもらうこともできた。しかも自推しの浦正くんから。曲の最中によく目が合うな(私がどこにいようと推しを見ているから)とは思っていたのだが、終盤客席にマイクを向ける時に私の目を見て私にマイクを向けてくれたのだ。こんなの全力で追ってたときにもなかったから頭が真っ白になってしまった。近いことがいいライブとは限らないが、今回は確実にこの近さが私を元に戻そうとする要因の一つとなったと思う。それだけ視界に入っているという事実が嬉しかった。でも贅沢な悩みというかそれでも切なくなる場面があった。昔の歌を歌ったときだ。同じメンバーではないのだから歌割りも変わっているのは当然だ、頭では理解できているがそれが実感するたびに涙が出そうになってしまった。特に好きな曲で風一揆という曲があるのだが、そこの蓮様のパートを同じオレンジを色にもつ来音が歌ったときが一番正直つらかった。同じ色で受け継いでいくのが見た目として美しいのかもしれないが、私はそこを彼のことをよく知るメンバーに歌ってほしかったなと思ってしまった。なんてわがままなのだろう。だが、私は最初に聞いて好きだと思った曲がこれだったし、これの蓮様のハスキーな声が本当に好きで、ライブ中もそのパートを歌う時の彼の目が好きで、見るたびにきゅんきゅんしていたのだ。それを思い出してしまうとどうしてもそう思ってしまった。でもそれ以外は全力で歌って踊って、MCでは笑わせてくれる、そんな風男塾は素敵だった。やっぱり、好きだなと思った。

ライブ終了後は2年ぶりに浦正くんと写真を撮り、自分の太り具合を実感し(当時より10㎏近く増えてる)、握手会は浦正くんと卒業する狂平くんの列にならんだ。浦正くんはこんな私のことを覚えてくれていて「久しぶり―!」と言ってくれ、最後は「寒くない?体気を付けてね」と笑ってくれた、そんな彼の優しさとどこまでもアイドルな笑顔にやっぱ推していきたい、私はこの人が好きだなあと思った。狂平くんは卒業しても大好きだ、久々にこれてよかったと思いを伝えると柔らかな笑顔で「楽しめた?ならよかった」と笑ってくれて、そのあと思わず泣いてしまった。

そんなこんなで私の2年ぶりの風男塾ライブは終了した。前だったらもう1公演行きたい!と後悔を募らせていたが今回は昔との違い、それに対して変わらないものなどを見ることができて、なんだかそれで満足してしまった。

正直また彼らを追いかけるかと言われるとまだわからない。でも浦正くんは今年で卒業だと思うし、*1それまでにはまた行きたいなあと漠然した思いだけは残っている。

2月には新たなシングルが発売する。もうそれは家に届くことが確定している*2ので、これからのことはそれを聞きながら考えていこうと思う。

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*1:風男塾メンバーは30になると卒業

*2:シングル予約の特典でチェキ、握手ができるため