こんなことになるはずじゃなかった

アニオタがジャニオタになりました。

鞘師里保に間に合ったオタクの話

私が鞘師里保ちゃんを好きだと気付いたとき、彼女はもう卒業していた。

 

私が所謂新生モーニング娘。ひいては鞘師里保ちゃんを知ったのは2015年放送の関ジャム、モーニング娘。’15の回だった。この時私の目にうわっ可愛いと印象に残ったのは石田亜佑美ちゃんと小田さくらちゃんで、鞘師に対するイメージは『一番歌割が多いエースの子』それだけだった。セッションでもかわいいと思った二人ばかり見ていて、この回を何度も見たにもかかわらず鞘師の印象はあまり強くなかった。

そして放送からすぐに鞘師は卒業してしまい、2015年の年末に芸能界から姿を消してしまった。

この時も「モー娘。のあの子卒業しちゃったんだなあ」くらいにしか思わなかった。

 

そんな私に転機が訪れたのは2017年だ。道重さゆみさんを見たくなり昔のハロプロの動画を漁り始めた。そこでまず好きになったのが新垣里沙さんだった。私がモーニング娘。で一番記憶に残ってるのが5期の加入のときで、そのとき一番かわいいなと思ったツインテールの女の子は綺麗でかっこいい女性になっていた。ハスキーボイスに余裕たっぷりに笑顔で踊るバキバキなダンス。あまりにも素敵だった。そこからプラチナ期にハマり本当に毎日動画を漁った。もっと早く、いやこの頃を好きになりたかったなと思いながら。そして動画をたくさん漁っている中で出会ったのが新生モーニング娘。の動画だった。

 

衝撃 だった。

 

プラチナ期のような精錬された大人のかっこよさこそないが、そこに食らいついていくような気迫を持った若い女の子たちの姿。可愛くてあどけなくてかっこよくてちょっぴり切ないその姿に胸が高鳴った。

そしてその中心にいたのが鞘師里保ちゃんだった。

関ジャムだけでは分からなかったエースたる所以が動画を見たらすぐに分かった。軸がぶれないダンス、凛とした歌声、パフォーマンスのときはかっこいいのにステージを一歩出ると転びまくったりするポンコツな普段の姿。不器用だけどまっすぐな性格。彼女は愛される天才だった。


モーニング娘。'15 鞘師里保卒業記念ムービー「君がいてくれて、よかった。」 Special ver.

そこから私は鞘師が出てるものを漁り始めた、PV、ライブ、舞台、写真集。とにかく鞘師里保が残したものを見たくて仕方なくなった。アイドルには2パターンいると思う。ステージに立つ姿を応援したくなる子と、ステージに立つと自分の空気をつくりだし、その空気に飲まれたくて仕方なくなる子。鞘師は後者だ。彼女が立つだけで空気が変わる。いつの時代のモーニング娘。も最高だが鞘師がいる空気が私を夢中にさせた。

それと同時に現実を感じてしまった。

 

私は鞘師里保に間に合わなかったという現実。

 

もうどんなに願っても私は過去を追うことしかできないこと。こんなに好きなのに、こんなに可愛いと思っているのに、こんなに応援したいのに、彼女は表舞台からいなくなってしまっていたのだ。そう、私は好きになるのが遅すぎた。

 

そこからは鞘師をきっかけに見たLILIUMからそこに出てたロングヘアの美少女が気になり、それがスマイレージ(現・アンジュルム)の和田彩花ちゃんということを知り、アンジュルムにハマって元気に川村文乃ちゃんのオタクをする現在に至った。断っておくがモーニング娘。に興味がなくなったわけではない。私が応援したくなったのが川村文乃ちゃんとアンジュルムだったというだけだ。

 

だが今年、まさに青天の霹靂というべき事態が起きた。

3/30のひなフェス昼公演のゲストに鞘師里保の4文字があったのだ。

 

さらっとネットでの発表にタイムラインが揺れた。しかもあのモーニング娘。最強のシンメ辻ちゃん加護ちゃんのユニットWも同じ公演で復活するという。その上道重さゆみさんに新垣理沙さんもゲストというてんこ盛り加減。ジャニーズでいうと今から数年後に渋谷すばるタッキー&翼がカウコンで復活しますさらにキムタクと仲居君も出るよっていうようなもん。しかしキャパは5000人程度の幕張メッセ。いや馬鹿かよ。ドーム用意しろよ。あまりにも狭き門ではないか。

こんな狭き門+ド新規名義で当たり前のようにFCは落選して私は途方に暮れた。会いたかったなあライブビューイングとかあるかなと鬱々と考えてたときに、フォロワーさんからDMがきた。内容は「昼公演チケットとれたのですがよかったら同行しますか?」というもの。

 

震えた。

そして考えた。

私みたいな鞘師が卒業後に鞘師を好きになったような人が行っていいのか。

彼女を3年3か月毎日思っていた人が行くべきではないのか。

彼女の5年間を支えた人が行くべきなのではと。

でも私は鞘師にずっと会いたかった。見たかった。

一生私は「鞘師里保に間に合わなかった」という現実を抱えて生きていくつもりだった。でも間に合う。間に合う手が目の前に差し出してもらえた。

悩んだ結果、3月30日、12時。

 

私は幕張メッセにいた。

 

推しが赤いことなんて初めてだからなるべく服装を赤っぽくしたかったのだが赤と黒のものしかなかったからそれで揃え、顔をバリバリの赤メイクにした。ありがとうETUDEHOUSEワインパーティ。会場内はたくさんの赤いTシャツが見えた。よく見るとそれは「和田」だったり「金澤」だったりするけど、それでも一人の女の子を連想させた。

 

ライブが始まり最初に出てきたのは辻ちゃん加護ちゃん。いきなり!?という思いとともに、二人が出てきたこと、ここで復活したこと、さらに幼女時代ずっと憧れていた二人が目の前にいることに感極まってオタクは泣いた。せっかくの赤メイクがここでおじゃんである。でもあの二人が嬉しそうに歌ってたらそりゃ人類は泣く。

 

そこからのライブはやっぱ研修生はフレッシュだし、びよんずは西田ちゃんに心を乱されるし、つばきはきしもんのメイクが良すぎだし、こぶしはのむさんかわいいし、カンガはかわいすぎて頭おかしくなるし、J=Jは隙がなくて最高だった。

ミニモニ。にふなちゃんかみこは本当に可愛くて幸せな気持ちになったあとのIWISHはね、もうちょうどお席が加護ちゃんが泣くときド正面でここでも泣いた。

 

予想外に号泣したのがアンジュルム

かななん復活するなら先に言ってよ事務所!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ずっと怪我でおやすみしていた中西香菜ちゃんの復帰。なんのアナウンスもなくて、とにかく歌って踊ってることと、かななんの真っ白衣装似合いすぎて泣いた。それに初めてフルで『恋はアッチャアッチャ』聞いて、推しのソロが多くて長くてこれも泣いた。鈴が鳴るような川村文乃ちゃんの声が響く幕張メッセは最高だった。

 

そのあとにモーニング娘。'19が出てきて、ライブ始まってからずっと流れてた「まだか、まだなのか」という空気をさくっと石田亜佑美ちゃんが言い当ててくれた。そのあとに「待ってたらそのうちでてくるから、今は私たちを見て」みたいなことを言ってて(ニュアンス)、やっぱりこの子かっこいいし好きだなあと思った。だってたぶん一番そわそわしてたのはあゆみんだし。しかもここでの選曲が鞘師の代表曲の一つである『The摩天楼ショー』で、鞘師を見に来た人たちに今の自分たちを見せつける気迫があってとてもよかった。

 

そして、'19の出番が終わり、その時は訪れた。

 

歓声の中赤く光るセンターステージに現れた人影。

一目で「いる!!!!!」と思った。見えるようで見えない姿に心臓がめちゃくちゃドキドキした。イントロでも声はやまず、照明が明るくなった第一声で幕張メッセが割れるかと思うくらいの歓声があがった。

鞘師里保が、そこにいた。

卒業した時より少し痩せて、髪の毛は段を入れてたけど相変わらずさらさらで、お顔は薄めでかわいいまんま。ギラつく武士みたいな視線や、軸がぶれないダンスも変わらない。ただ歌は少しだけ昔より気を張らなくなったかな?と思ったけど私が生で見る鞘師はこれが初めてなのだからわからない。そう、だって私は、初めて、鞘師里保を生で見たのだ。

最初に発した歌は「愛しの君へ」。『Only you』だとすぐわかった。だってたくさん動画見たもん。

初めて見ることができたこと。ここに復活してくれたこと。そしてその存在があまりにかっこよくて、自然と涙が溢れてきた。でも一瞬も目を離すことができなかった。ずっとずっと会いたかったけど無理だと思っていたから、会えてる今目を離すなんて選択肢はなかった。何度も膝から崩れ落ちそうになったけど踏ん張った。

『Only you』からの『One・Two・Three』一緒に歌ってたのは鞘師とずっと一緒に戦ってきた9.10.11期の5人。5人は復活した鞘師の引き立て役にはなっていなかった。みんなあくまでも「一緒に」パフォーマンスをしていた。みんなそれぞれ癖があるのに、でもそこに鞘師がいるだけで鞘師の色になっていた。彼女のエースたる所以が見えた。

 

そこから道重さんが出てきて、'14だけで円陣を組んで、可愛いが職業みたいな道重さんのターンになった。ふくちゃんとの『哀愁ロマンティック』。二人とも可愛い上に芯があるから可愛さの中にかっこよさがあった。

 

そしてそのあと新垣理沙さんと12・13・14期の『気まぐれプリンセス』。私がずっと昔にかわいいと思ってた女の子はやっぱりめちゃくちゃかっこよかった。あんなライブの盛り上げ方できる女子アイドル私は知らない。本当にかっこよくて綺麗で、素敵だった。

 

MCはOGの3人だったのだけど、MCになったとたん「手が震えて」と言ってる鞘師は鞘師というよりりほりほと言った方が似合う20歳の女の子だった。そんな先輩二人を前でふにゃふにゃした声でしゃべっている姿に「あ、この人本当に鞘師なんだな」と思った。そこまで隣のホールで行われているあんスタのライブみたいにバーチャル映像かもしれないとどっかで思っていたのが、しゃべって動いて道重さんに触られてる姿に一気に現実味を帯びた。

 

そんな時間も最後はOG+現役の『Fantasyが始まる』で終わりを告げた。終わりなのに始まる歌。これも何度も何度も聴いた曲で、大好きな歌で、イントロで震えた。フェイクをする鞘師のちょっとズレてしまったピッチが、それすら彼女が現実なのだと教えてくれた。今回の選曲とてもよかったなと思ったけど、思い返せば彼女がモーニング娘。にいたときのほとんどが彼女が真ん中にいたのだから、どれを歌っても同じことを思えたと思う。

 

たった3曲、それでも最高に濃い3曲を歌って、鞘師復活の幕は閉じた。

 

終わった後、すこし放心してじわじわ感動がこみあげてきた。このおそらくアイドル史に残る日に立ち会えたことと、やはり鞘師里保に会えたことに。

私は彼女に行ってらっしゃいは言えなかったけどおかえりなさいは言うことができたのだ。

 

私は鞘師里保がいるモーニング娘。に間に合わなかった。

でも鞘師里保に間に合った。

それだけで胸がいっぱいだった。

 

結局鞘師に会えて一番の感想は「鞘師が好き!」だった。映像で見るだけで好きになった女の子が現実で見れたらそりゃ好きなわけだ。でも今はやっぱりアンジュルムが好きで、川村文乃ちゃんが好きだなあとも思った。鞘師みたいに彼女が『レジェンド』と言われる日まで見届けたいのだ。

鞘師がなにかやるなら全力で応援する。でも一押しはアンジュルム!それには変わりがない。だって鞘師のことで頭がいっぱいでもソロパート聞いて泣いちゃうくらいかわむーが好きだから。

 

なんか感想のようなレポのような雑記のようなブログになってしまった。最後に一つだけ

4月10日発売アンジュルム最新シングル『夢見た15年/恋はアッチャアッチャ』よろしくな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

夢見た15年ではりかことシンメダンスする文乃ちゃん、恋はアッチャアッチャは私が泣いたソロパートが聞けるよ!!!!!


アンジュルム『夢見た 15年(フィフティーン)』(ANGERME [Dreamed for 15 years])(Promotion Edit)


アンジュルム『恋はアッチャアッチャ』(ANGERME [Love is Accha Accha])(Promotion Edit)

 

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好きな女の子同士の2ショットis最高