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こんなことになるはずじゃなかった

アニオタがジャニオタになりました。

ジャニオタの母。

ジャニーズ 私ごと

当たり前だが私には家族がいる。両親は幼いころに離婚したため、母と二つ上の姉の三人で暮らしている。最近この母がやばい。

母はもともとタッキーこと滝沢秀明くんのファンだ。ジュニアのころからタッキーに一途で、テレビで見るたびにドラマ「魔女の条件」のタッキーがどれだけかわいく、美しかったかを語って聞かせてくるし、タッキーにはどんなドラマが似合うかというなんの実にならない会議も我が家ではたびたび開催される。極めつけは我が家には見開きの写真立てがあるのだが片方には家族写真、もう片方にタッキーの写真が入れている。そのため友達からはタッキーは「ざわんの父」と呼ばれている。ごめんタッキー。だがお金を使うことが極端に嫌いなので現場に行ったりCDを買ったりはせずいわゆる茶の間オタクという状態である。

タッキー好きということで分かる通り母は超のつく美形好きだ。嵐なら松潤関ジャニなら大倉くんか横山君、NEWSなら手越くんが好きだという。だがそんな彼らもタッキーに勝つものはなかった。そう母の中ではベストオブジャニーズはタッキーという事実がゆるぎなかった……が、それがここ最近揺らぎそうになっている。

そんな母の中で絶対的だったタッキーの座すらも揺るがしたのは今をときめくHey!Say!JUMPの伊野尾くん――ではない。誰もが知るエース、山田涼介くんだ。もともと知っていたはずなのだが、最近グラスホッパーの番宣での露出が増え、金髪姿の彼を見て母はときめいてしまったらしい。出るたびにかわいいわ~かわいすぎだわ~と言ってるくらいはいつものイケメン見るときと同じだから気にしていなかったのだが、私の切り抜きファイルや雑誌を勝手に見ているので様子が違うことに気づいた。毎日ネットで情報を調べては「山田君ってこういうこと言ってたらしいよ!」とか「Hey!Say!JUMPってこうなんだって!」とか情報を伝えてくるし、ようつべでとにかく動く山田君を見たさに動画をあさっている。私もこの症状に覚えがある。関ジャニにハマった当初の私とまったく一緒だ。血を感じる。さらに新作でレンタルなどしない母が「暗殺教室借りてきて」と言ってきた…「新作だよ?400円だよ?」と再三確認したが、「借りてきて」と念を押すだけだった。

とりあえずまだ茶の間の域だが、このままだとおじゃんぷ担になる日も近いかもしれない。家族写真と一緒に入っている写真がタッキーから山田君に変更になったら私と彼は同い年だしなんて言われるようになるのだろうか。興味はあるができればそんな日がこないように祈っている。

 家にこんなこじらせジャニオタ二人もいらない。