読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

こんなことになるはずじゃなかった

アニオタがジャニオタになりました。

1年くらい前にアニオタオンリーの街コンに行った話

私ごと

最近、はてなブログでいろんな人の記事を見ることが日課になっている。グループ「ジャニーズ」で検索しては気になる見出しのを読んで、そこで面白いなと思ったらその人の前の記事も飛んでというのを繰り返している。

そこでこんなのもあるのかと感じたのが街コンや婚活の体験談だ。いつもはイケメンを追いかけているがやはり年頃の女の子、現実に恋人がほしいと感じて町にくりだし、そしてその経過をコンレポのように事細かに書かれているのが非常に面白い。

そして読みながら私も1年くらい前に街コンに参加したことを思い出した。そして比べてみるとやはりちょっと変わった街コンに参加したのだなと思った。

ということで誰かの参考になればいいなと思うのと、まあ私が書いてみたいのもあり、ちょっと記憶をさかのぼりながら街コンレポをしてみたいと思う。

 

 

「1年くらい前にアニオタオンリー街コンに参加した話」

  • きっかけ

去年の夏、専門学校卒業後就職した同級生何人かで集まる機会があり、そのあとその中の4人で二次会でカラオケに行った。そしてまあ全員共通の話題があった。

「出会いがない」

私たちは事務系の専門学校に通っていたこともあり、その4人は全員事務員として別々の会社に就職していたのだが、親のような年齢の人たちと働いてるのがほとんどで若い男性などおらずとことん縁がなかった。

皆がそんな状況だから紹介なども出来ず「出会いないね」「彼氏欲しいね」みたいな会話でひたすらどんよりとしていた。

そんな時にカラオケ店にあったチラシに目が留まった。

それは世にも珍しいアニメオタクだけが参加できる街コンのチラシだった。

私たちはこれだ!と飛びついた。なぜなら私を含めそこにい4人は全員アニオタだったからである。

男性と免疫があるほうではない私たちでもこういった共通の話がありそうな人ならいけそうじゃない?

そう思った私たちは次の日申し込みをすませた。そのうち一人は残念ながら不参加となり、私は友達二人と計三人で参加を決めた。

 

  • メンバー紹介

・ざわんー私。当時はハイキューとダンガンロンパを推していた。わりとオールマイティな糞オタク。

・友人Aーダンガンロンパとペルソナが大好きなどっちかっていうとゲーオタ。しかし本当はゲームよりも嵐が好きな二宮担。

・友人B-深夜アニメと乙女ゲームをこよなく愛するオタク。極度の人見知り。可愛い。

※もうこの時点で誰がモテそうとかは触れないでほしい

 

  • 街コンの説明

今更することもないとは思うが一応。

受付に行くとバングルをはめてもらい、それが参加者の印になる。その際に自己紹介カードも渡され、テーブルについたら記入することになっている。このカードには「名前・年齢・職業」と一緒に「好きなアニメ、キャラクター」を書く欄があるのが最大の特徴だろう。

最初の1時間は決められた店で30分ごとに男女をチェンジして話をする。その1時間以外は好きに移動が可能で、渡されたMAPにある店なら行ける。これはアニメオタクの街コンなので、それっぽいお店が半分くらいあった。

 さてここからが本編だ。

 

①年齢よりも高い壁があった。

当時私は誕生日来ていないのもありまだ「はたちです♡」と言えるときであった。この街コン参加年齢が20~35までなので実質最年少である。そんな10代には負けるがここではぴっちぴちであると言いきれる年齢、正直若いしいけるんじゃね?とか思っていた。くそ安易である。

最初に集合した店は普通のバーつきの飲み屋だった。そこに行くまでに迷った方向音痴な我らであったが、なんとか時間より前に着くことができ、案内された席につくとすでに男性の姿があった。男性の方が多いのもあって私たちのテーブルは女性が私達三人に対し4人いた。一応内訳で言うと

大学生(仮)-大学生にしか見えない大学生

リーマンー都内から転勤させられたかわいそうな人

DJ-この街コン何度も参加しているらしい。アニソンDJやってるらしい。

DJの友達ーDJの中学生からの友人

だ。一番彼らが記憶に残っているのだがこれしか覚えていない。

私自身かなりの人見知りなのだが、友人ABがアルティメット人見知りなのもあり彼らに一生懸命話を振った。

ざわん「皆さんおいくつなんですか?」

大学生「20っす!」

リーマン「実は28なんですよ~」

ざわん「えっ20?同い年じゃん!(彼は一つ下だが私はこの時ギリ20のため)ってリーマンさん28?ぜんぜん見えない~~(本当に見えない)他のお二人は?」

DJ「30代だよ!」

DJの友達「俺も!」

お前らは年齢ぼかすんかい。そういうのって女の子がやるんじゃないのかい。こんな具合で頑張って話を振った。特にリーマンさんは関東圏の人だからか話がうまく、そのお店では一番盛り上がったテーブルじゃないのかと思うくらいだった。DJとその友人に至っては10は確実に違うのだが、年齢の差を感じることもなくとてもスムーズに話ができていた。だがまさかのここで障害を感じることとなる。それははからずともアニメの話だった。10個くらい上の人がくるのは想定内だったので私はオールマイティオタクとしての引き出しをあけることにした。幽遊白書るろうに剣心封神演義聖闘士星矢くらいなら読んだことがあり、そこらへん世代の彼らなら話を合わせられる自信があった。

ざわん「えーっとDJさんたちとかだと幽白世代ですかね?」

DJ「あぁ全盛期で読んでたよ~でも俺が一番好きなのはCLANNADなんだよね!(ドヤ顔)」

知らない方がほとんどだろうがCLANNADとは男性向け恋愛アドベンチャーゲーム(二次元の女の子と恋愛するゲーム)のひとつだ。「絆」「人と人のつながり」をテーマにしたストーリーは感動もので『CLANNADはわが人生』という名言も生まれるくらいの名作である。が、しかし、しかしだ、我々は女子だ。女子オタクでも男性向け恋愛ゲームに手を出しているのは決して多くはないのは常識のはず。だがDJに話をふった私も悪かった。DJの好きなゲームは親友であるそのDJの友達も知っていて、さらにはリーマンも好きなゲームだったがために三人でCLANNADトークが始まった。どれだけストーリーがいいか、泣けるのか、あのキャラがいい、あのキャラがぐっときたの熱いトーク。まるでアメトーークだ。ここでアメトーークというのは芸人さんたちでやるから面白いんであってただのオタクでは本人たちしか楽しくないということを覚えた。話を掘り下げようものなら終わらなくなる危険性があったから見守ることに徹した。先程まで楽しく話せてた彼らとは思えないくらい何か白けてしまい年齢の壁以上にジャンルの壁を感じることになった。そのあとにDJが女装してDJした写真を見せられ、30も越えた中肉中背の彼がぶりっこポーズをしている姿を嬉しそうに見せてくるのを見て、もう帰ろうかな、という気分になった。

 

②またもや壁がある。

席替えして先程の彼らに別れをつげ、気を取り直した席で私はまたもや白けてしまった。

まさかのコミュニケーション障害×3だったのだ。典型的な下をむいて、話かけても薄ら笑いを浮かべるだけのタイプ。これが三人友達とかではなく、みんなひとりで参加した人だから驚きだった。お前らマジでなんできたんだよ、無理するなよ、帰ってもいいんだぞと肩をたたきたくなったが、がんとして動かない彼らと話をしなくてはいけないのがこの30分の使命である。なんとか会話をしてほしかったのでまた壁を感じるかもと思いながらある質問をした「好きなアニメはなんですか?」。この質問をするのはやはり失敗だった。また始まった面白くないアメトーーク。お願いだからケンコバとか呼んでほしかった。しかもそのうちの一人がなんとスプラッタ系が好きで、話題を振ったら先程までの薄ら笑いはどこへやら楽しそうにグロ系の良さを語り始めた。女の子ってそういうものが嫌いな生き物のはずなのだが、こっちの話は一切聞かない彼の口は止まらず私は帰りたいとだけ感じながら相槌をうつことにした。

 

③やっぱりそうですよね

ようやく店移動が可能になり次の店へと行くことにした。さきほどの二組がなかなか衝撃的で三人そろって落ち込んでたが、コスプレしてきているお姉さんなどを見つけてあれくらい気合いれないとだめなのかねと話しながらBが行きたいと言ったボーカロイドバーへとむかった。今度こそ、いい出会いがあると信じて。狭い店内の狭い席でそこにいた男性三人と自己紹介カードを見せ合いながら会話してたのだが、ここで男性陣の視線は一気にBへとむいていた。狭い席で至近距離で見るBは抜群にかわいく、女子らしい仕草、話し方が相まってその内容が乙女ゲームの男性の理想像を語るものであっても彼らの質問は彼女に集中した。だが彼女はアルティメットコミュ症。私とAが仲介しないと会話ができない。だれも連絡先を聞き出せないのがなかなかに愉快だった。そんなBの好きなタイプは俺様系なので、私達介して会話することに満足している彼らではほとほと無理なので、ここで出会いはないと早々に見切りをつけた私は周りの人と会話することに徹した。お店が狭いおかげで沢山の人と会話ができ、これはこれで楽しい空間ではあった。

 

④侵略者現る

そんなバーに1時間くらい滞在した時に入ってきた男性がいた。彼はたとえるならば、そうジャイアン

五月蠅い声

でかい態度

体育会系のノリ

完璧なジャイアンだった。

全てが相容れないものでとなりにいるBはおびえてわたしの服の裾を掴んできた。そのときはうらやましいだろ男性諸君とドヤ顔してやりたい気分になった。そんなジャイアンは店の真ん中に座り「俺は今日みんなと会えて幸せっす!!!」みたいなテンションで誰彼かまわずしゃべり続ける。もともとアニメオタクというもので話すのが苦手な人が多いので、店から一人二人と人が消えていった。それと同時に私達も出ようか、となった。

 

⑤最後の一軒は余計なことだった

これは出会いなどない、帰ろうか、そんな空気が私たちの間で漂っていた。だが時間はまだ30分ほど余っていたのでもったいない精神で「もう一軒行かない?」と前情報で気になっていたお店を提案した。

ところせましとグッズがおいてあったり、アニメキャラのメニューがあるらしいと聞いていて一度行ってみたかったのだ。出会いなどなくていいから見るだけ、と提案したら二人は快くOKしてくれた。

そしてお店に着いて中に入ると人気店らしく店内は満席状態だった。が、ところせましと並べられたいろんなアニメに関するものに私は浮足立った。店員さんが描いたイラストなどもあり、絵が好きな私はそれらもじっくり眺めていた。だがその中に一個気になるイラストを見つけた。気になるというか、記憶にあるイラスト。ツイッターでのフォロワーさんが描いているのによく似ていた。その時「すいませんお待ちいただきますけど大丈夫ですか?」そう店員さんに声をかけられ振り返った。私は大丈夫です、と口に出すことは出来なかった。さっきのイラストで心あたりがあったフォロワーさんその人がコスプレして立っていたのだ。ジャニオタのみなさんにはなじみがないとは思うのだがアニメオタクのツイッターなどでは彼氏などの話をほとんどすることがない。その人本人のリアルが見えない世界だったりする。そのフォロワーさんとは地元が近いのもあり同じイベントに参加することが多かったので顔を何度も合わせたことがあった。こんな男漁りにきてまーすみたいなところに出くわされるのは何より恥ずかしく、両足違うブーツを履いてた時に友達に出くわした時と同じくらいで、とにかくバレないようにと祈りながら「結構です!!」と謎の言葉を残して私はその店をあとにした。

 

⑤後日談とまなんだこと。

その後帰ったらフォロワーさんからはDMで「今日街コンいた?」と聞かれしっかりバレていたことが判明した。彼女はあの街コンのスタッフだそうだ。

ちなみに出会った中だと最初の4人とだけLINEを交換したのだが定期的にタイムラインにあげられるDJの女装姿を拝むことくらいしか変化はない。

この経験で感じたのだが多分あの場は異性と知り合うというよりも同じ趣味の仲間を見つける目的でしか使えないと思う。相手の話を聞く気のない人が多いからだ。その人本来のものを聞かれることはほとんどないなと感じた。どちらかというとツイッターのようなイメージかもしれない。好きな事をべらべらとしゃべってるうちにわかる人だけそれに反応していくシステムのように感じた。

 

まあ総括すると

出会いを求めて行くなら普通の街コンにしよう』ということでした。